Photo by Kamiyaker
Photo by Hirokki
|
出艇に関するお願い
1.車は決められた場所に停めましょう。
特に漁港は原則的に漁業関係者の為の施設です。駐車場では漁業者のじゃまにな
らないよう駐車してください。
2.出艇場所は原則として海水浴場等の砂浜を用いましょう。
ただし常神半島の海水浴場はどれも小さな浜です。
夏季海水浴シーズンはかえって邪魔になりますので、別途情報をご確認ください。
漁港のスロープをお借りする場合は、速やかに出艇をし、危険な港内に長居をしないようにしてください。
同様の理由により、岸壁から飛び込む等、船舶付近での出艇は避けましょう。
3.準備・撤収は出来るだけ素早く行いましょう。
大きなシーカヤックはカヤッカー以外の方にとって大変邪魔なものです。速やかに撤収を心がけましょう。
港付近の航行に関するお願い
二級小型船舶操縦士取得に必要な程度のルール、知識を身につけるよう、努めてください。
港則法の適用下では雑種船になります。港内において雑種船は雑種船以外の船の針路を避けなければいけません。
4.右側航行が原則です。
防波堤の入り口付近を航行する時など、右側から利用するように気をつけましょう。
また、向かい合い、横切り共、回避の原則は右側に回避します。
5.航路の横断は垂直かつ、速やかに行いましょう。
港の入り口を始めとする航路の横断は、航路に対して垂直方向に、速やかに横断してください。
特にグループ・ツーリングの場合は、まとまって横断するようにしましょう。
6.港内、航路内での停滞は厳禁です。
非常に危険ですので、安全な場所に速やかに移動するよう心がけましょう。
大人数グループツーリングの場合や、さかな釣りをしている場合など、特に注意してください。
航行全般に関するお願い
7.他の船舶に対して、意志が伝わるような行動を心がけましょう。
動力船から見るとシーカヤックはほとんど認識できません。
磯釣りの送迎船など、相手の動きがよくわからない場合はまず止まりましょう。
そしてグループを集めたり、パドルを振るなどして、カヤックの存在を伝えましょう。
進路変更を行う場合は大きな動作で、はっきり向かう方向がわかるようにしましょう。
8.漁労中の船舶には近づかないようにしましょう。
9.定置網など漁業施設は原則として迂回しましょう。
定置網はブイが並んでいますので、すぐにわかります。沖に迂回するか、船舶横断用の開口を利用しましょう。
しかしながら大敷のようにかなり沖まで続く定置網もあります。
やむなく横断する場合は、網の綱元(岸側)を、ラダー、スケグを上げて通過しましょう。
10.やむなく夜間航行する場合は、白色灯をつけましょう。
天候の回復を待つなどして暗くなってから航行する場合は、携帯白色灯を常時点灯してください。
一般事項に関するなお願い
11.魚介類の密漁は厳禁です。
12.常神半島一帯は原則としてキャンプ禁止です。
是非民宿をご利用ください。美味しい魚を味わう事も常神の魅力です。
13.ゴミは持ち帰ってください。
14.飲料水などはできるだけ地元で購入しましょう。
販売店、自動販売機などありますので、ご協力お願いします。
15.カヤックなどを洗う水は原則として持参しましょう。
常神半島も他地域の海岸沿いの集落同様、水不足になりやすい土地です。カヤック道具を洗う水は漏ってくるようにしてください。
やむなく水をいただく場合は地元の方に一言かけた上で、バケツに汲むなど、必要最低限の水をいただくようにしましょう。
|